「日本人はカフェイン耐性がある?」と思っている方がいるでしょう。
結論から言ってしまうとそんな事はありません。正しくはカフェイン酔いを日本人はほとんどの方がしない為にそう言った意味では耐性があるという事になります。
ですが、カフェインに耐性があるからカフェインの効果は効かない、もしくはいくら飲んでも大丈夫!なんてこともありません。
個人差というものがありますので一定の量以上飲むと中毒になりやすくなりますという一定量以上を飲んでも中毒にならない人はいます。
また一杯飲んだだけでもなる方はいます。基本的にはやはり個人差という言葉がピッタリきます。ではなぜ日本人はカフェインに耐性があると言われるのか。
それは日常生活の中でカフェインを摂る機会が多い為にカフェイン耐性が付いている人が多いからです。日本の社会はストレス社会と言われております。一番という事はありませんがそれでも上位に位置するでしょう。
社会人に良く見られがちな傾向ですがストレスが溜まるとタバコを吸う、コーヒーで一息入れる、お酒を飲んでイヤな気分を忘れる、運動をしたり趣味に没頭する。
この現代社会の中では最後の運動や趣味に没頭というのは休日以外には中々出来ません。そうなると仕事の合間にタバコを吸ったりコーヒーを飲む、仕事が終わればお酒を飲みにいくなどに注力されていきます。
周りを見渡せば社会人は特に缶コーヒーを片手に持っていたり、デスクにコーヒーカップを置いているイメージがあります。
最近はそうでも無くなってきておりますが、先進国のイメージがついている日本が何故この様な事態に陥っているのか。1つは技術が進み過ぎた故にその技術を保つのに必死だからです。2つ目は日本は時間という概念に囚われすぎていると良く言われます。
海外に行くと、日本にいる時よりも時間という強迫概念が感じにくいのではないでしょうか。勿論場所によりけりであるとは思います。最後に労働のあり方です。
本来は企業を監視する役目として組合というものが存在しております。海外においては契約や労働基準法というものは重要視されております。しかし日本ではその監視する役目の組合は企業となぁなぁな関係を貫いており、現状機能が働いていないといっても過言ではありません。
正確には手が足らない、追いつかないといった現状であったりしますがそもそも日本自体がそこに注力していない証明にもなります。
その為、企業が労働基準法を守っておらずともそのまま素通りに近い状態になっている為に、日本ではどこもかしこも企業が労働基準法を守っていない現状になります。
また日本では終身雇用が前提となっている為に転職をすると損になります。それを働く者も理解している為に基準法が守られておらずとも、なかなか辞めれずさらにストレスへと変換されていきます。
少々脇道に逸れた所もありましたがこのストレスが本となり、気づかぬうちにカフェインの摂取が増えていくという方が多いのが日本の現状です。そして飲み過ぎると身体にカフェインに対する耐性が出来上がるという訳です。
既に耐性が付いていて効果を感じない方
カフェインの効果を実感させる為にはまず大量に摂取した事により胃に残ったカフェインを取り除かなくてはいけません。1つは病院に行くことです。病院に行くと胃洗浄というものを行ってくれます。
そこでカフェインを除去してもらい胃を正常の状態に戻します。ただし同じ行動を繰り返している場合は身体がルーチンを覚えています。
その為除去した後にでもカフェインを極力時間を決めたり、量を減らしたりする工夫が必要となります。2つ目は自力で治す方法となります。カフェインを取り除く為に何か特別な事をしなくてはならないという訳ではありません。
カフェインを摂り続けない、ただこれだけで良いのです。
しかしカフェインは中毒症状がある為に胃からカフェインを取り除くまで飲まないでおこう、というのは簡単な事ではありません。離脱症状といいひどい頭痛が起こったり吐き気を催したりといった症状が数日続きます。3,4日目が強さのピークと言われています。
これを乗り越える事により離脱症状は出なくなりますが、そこからもカフェインを取り除く為に飲まない事を徹底してください。自身でも気づかずに飲みたいという衝動がなくなった時、カフェインが身体から除去されているでしょう。
また取り除く為に飲まないという方法が難しい場合は、日数ごとに少しずつ飲む回数を減らしたりカフェインレス・ノンカフェイン飲料によりカフェインを摂る一杯につきの用量を減らしたりする事も可能です。
一切飲まないという方法は心にストレスを与える事になる為に、時間はかかりますが少しずつ減らしていく方をオススメします!
まとめ
今回は日本人のカフェインに対する耐性のお話をさせて頂きました。思っている以上にカフェインを摂る機会というのは多いです。少し都市に行くとどうですか?結構カフェを多く見かけませんか?それだけカフェに需要があるという事です。
勿論カフェイン飲料以外も置いていますが、カフェといえばやはりカフェインが含まれている飲料が多数占めてますよね。
中々こういった社会でカフェインを減らすというのは難しく思います。ですがそれにより自身の身体を痛めていくのも非常に悲しくなります。
缶コーヒーなどはカフェインが大量に含まれている為にマイコーヒー粉など持ち歩くというのも斬新で面白くもあり、またカフェイン量に対しても調節出来たりします。
皆さんは色々な事に身体や頭をフルに使い日々頑張っているでしょう。
その様な中で自分の身を守れるのは自分だけというのはとても悲しいお話ではありますが、皆さんが日々健康で過ごしていくのも楽しいカフェインライフを送っていただく為にも面倒くさがらずに、向き合って頂けると嬉しく思います。
それでは良いカフェインライフを!