脳に影響を与え、危険性が高い?!カフェインの副作用・害を解説!

私はコーヒーに目がなくてね、コーヒー党なんだ。私は紅茶党なんだとコーヒーや紅茶愛好家の方は沢山います。私もその内の一人と言っても過言ではありません。

そんな私が何故こんな事を言っているかというと、コーヒーや紅茶に含まれているカフェインには危険が一杯潜んでいるからです。

人それぞれ楽しむ飲み方というのがあると思います。目で色を楽しみ、鼻で香りを楽しみ、最後に口で味を楽しむ。その様な優雅な飲み方だと危険性というのは聞く必要がないかもしれません。しかしながら皆が皆そうではないと思います。

好きが故に沢山飲んでしまう、止められないなんて人多いんじゃないですか?

そんなカフェインを愛してやまない、杯数の勢いやまない人達には是非聞いて頂きたいと思います。

カフェインによる作用

作用というよりメリットとお伝えする方が分かりやすいかもしれませんね。カフェインには様々なメリットが存在します。まずカフェインといえば何と言っても覚醒効果ですね。

覚醒効果とは何か、皆さん目を覚ましたいなと思った時にコーヒーを選択した事ありませんか?コーヒーには目を覚ます効果があると思ってますよね?それが覚醒効果です。

覚醒効果とは中枢神経興奮作用の働きによって起こる効果です。中枢神経が活発になる事により情報の整理や命令も活発になります。それにより身体が目覚めるという事になるんですね。中枢神経が活発になる事により記憶力や学習能力がアップします。

記憶を司る部分が中枢神経と繋がっているからですね。海馬という所が活発になる事により記憶力が刺激されます。

またカフェインには血管収縮効果というものがあります。血管を狭めて血流を調節し徐々に時間と共に拡張し元に戻していくといった効果ですね。

血流が良くなることにより脂肪燃焼効果が期待出来、ダイエット効果があります。また血管の収縮により筋肉も合わせて収縮されます。それにより疑似運動効果があり、運動のパフォーマンスもあがります。

さらにカフェインには筋グリコーゲンの再合成を速める効果があります。

激しい運動をした後にはグリコーゲンが減少しこれにより次の日身体に疲れが残っているといった状態になります。通常グリコーゲンは糖質やタンパク質を多く摂る事、また出来る限り早い段階で摂る事により回復へと繋がります。

その回復へのスピードをカフェインを摂取する事によりさらに早め、明日へ疲れを残さない!といった状態にするんですね。ちなみにそれにより筋肉痛の軽減にも一役買うといった利便性もあります。

そして最後に沈静効果があります。カフェインには鎮痛効果もありますがそれとはまた別になり、気持ちを落ち着かせる。リラックスさせるという意味で沈静効果といいます。これは紅茶や緑茶などのお茶類に含まれるカテキンと結びつき表れる効果といえます。

 

カフェインにより副作用

さて作用について少し長めの説明となりましたが副作用は全てこの作用の真逆を指します。基本的にカフェインの副作用はカフェインの摂り過ぎや身体がカフェインを受け付けないといった状態に起こるものです。

ですのでカフェインを摂るのがいけないことというわけではありません。

さて作用の真逆とはどの様な事でしょうか。さてまず覚醒効果の副作用ですね。こちらはカフェインを摂ると中枢神経が興奮するとお話しましたが、要はそろそろ休むよーとお布団に入った人を無理やり叩き起こしていると想像してください。

通常程々のカフェイン量では影響はありませんが、カフェインを摂りすぎますとそれにより中枢神経のバランスが崩れ不眠症や睡眠障害に陥ったりします。

目覚ましが効きすぎて今度は眠れなくなる、というのが副作用な訳ですね。重度になるとうつ病やパニック障害、錯乱状態といったことにもなりかねません。

血管収縮作用の副作用は血管を手動で狭めたり開いたりしている為、こちらも摂り過ぎると嘔吐や頭痛、不整脈や心拍数の増加に血管へのダメージと変わります。重度になると足が痙攣したり歩行困難になる事もあります。

この様に照らし合わせて頂くとわかると思いますが、カフェインのメリットとしての作用が効きすぎる事により、身体へのダメージが大きく副作用になっているという事がお分かりになると思います。カフェインは劇薬に指定されている医薬品です。

れっきとしたお薬ではありますが、効き目が強い為摂取方法を間違えると身体に毒として返ってくるお薬を劇薬といいます。つまり1日に3杯・4杯普通に飲む分には個人差はありますが問題となる影響はありません。

しかしそれが1日6杯、7杯となると話が別となります。

カフェインによる中毒症状や上記に挙げさせて頂きました副作用が発生する可能性が大いにあります。美味しいから沢山飲みたいという気持ちはとてもわかります。ですが、その気持ちを抑え用法用量をしっかり守ってお飲みください。

 

まとめ

今回はカフェインの副作用についてお話をさせて頂きました。美味しいだけじゃ身体に良いだけじゃないという事ですね。カフェイン飲料がお好きな人にとっては身近なお話な為、知っておいて損はないと思います。

量を調節しなければならないと思うと大変かもしれませんが、1杯1杯をじっくり味わいカフェイン飲料を楽しむ良い機会だと思って頂ければ幸いです。楽しく美味しくをモットーに飲んで頂く為にご自身の身体を大事にすることが何より大切だと思います。

皆さんはカフェインライフを楽しむ為の秘訣はなんですか?人間最後に入れるのは口、やはり味でしょう。と言う人もいれば香りこそが身体の内側を刺激するスパイスなんて人もいますおね。

そのカフェイン飲料自体に目を向けて、またカフェイン飲料を摂る為の道具や材料に目を向ける。どれも素晴らしい事だと思います。私自身はそれとは別の秘訣を持っています。

それでは今日はこの辺で失礼致します。カフェインを美味しく摂る秘訣は身体の健やかさを一番に!今日も良いカフェインライフを!