カフェインで手の震え、身体の震えが起こる?

今回はカフェインと手や身体の震えについて紹介していきたいと思います。

震えと言いましても寒いとか痒いといったものではなく、気づかないうちに本当に手が小刻みに振動している事です。実際目で見てみたり他人に指摘されないと気付きにくいですね。また力も入りにくい様です。

皆さんアルコール中毒はご存知ですか?アル中ともよく略されていますが良くドラマやアニメなどで、手がプルプル震えている人が映し出されませんでしょうか。本当にそんな感じでプルプル震えるのです。

アルコール中毒については良く情報に取り上げられますが、カフェインにおける手の震えなどはなかなか聞きませんよね。その為にアルコールを摂っている人はアルコールが原因じゃないかと思い、摂っていない人は身体のどこかが悪いんじゃないかとカフェインを原因に思い浮かべる人は少ないでしょう。

何故カフェインにおいてその様な事態になるのかを見て行こうと思います。

カフェイン中毒

アルコールと同様にカフェインにも中毒があります。カフェインはそもそも成分名というより薬品名です。そうカフェインは薬品なのです。

その薬品の中でもカフェインは劇薬に指定されており万能な効果を持つ反面、摂取量や摂り方を間違えると毒物にもなりかねない危険と隣り合わせのものといっても差し支えありません。

手や身体の震えはこの摂取量などを間違える事により引き起こされています。

摂取量や摂り方を間違えて引き起こされるものをカフェイン中毒と呼んでおります。ただしこれは医学的に通っている名ではなく、とりあえずそう呼ばれていると思って下さい。医学的にはまだ認められていない事になっております。それでは大量摂取とはどれぐらいなのか。

  •  1時間内に6.5mg/kg
  •  3時間内に17mg/kg
  •  致死量として1日に200mg/kg

とされております。ちなみにmg/kgはmgがカフェイン量になります。

大体良くコンビニやスーパーでみかける粉のインスタントコーヒー。ネスカフェやブレンディと言った方がわかりやすいでしょうか?多少の差があると思いますがカップ一杯で大体60mgです。kgはご自身の体重となります。

ということは体重が50kgの人が1時間に325mgのカフェインを摂ると大量摂取という事がわかりますね。ちなみにこれだけ飲めば大量摂取!という事ではなく、325mg程摂ると急性の中毒症状が起こりうると思ってください。

急性ではなく慢性的な中毒症状ですと大体コーヒー4,5杯分。250~300mgを毎日摂り続けているとなる可能性が非常に高いです。ちなみに致死量に達するには50kgの人が10,000mgのカフェインを摂ると致死量に達すると言われています。

コーヒーになおすと約165杯ですね。1日にどうやったらそんなに飲めるんですかとは思いますが、逆にそれだけ飲むだけで致死量に達してしまうとも言えます。

今回は手の震えを主に紹介させて頂いてますが中毒症状はそれ以外にも多数の症状が出ます。睡眠障害や不眠症。胃痛や吐き気に焦燥感に頭痛と多岐にわたります。重度の時は歩行困難やパニック障害、幻覚やうつ病など身体だけでなく精神にも影響を及ぼします。

中毒症状を改善するには二つの方法があります。1つは強い精神力をもってカフェインの摂取を身体から抜けきるまで断つ方法。または病院へ行き胃洗浄によりカフェインを飛ばしてもらい再び中毒にならない様にカフェインの量を制限する方法があります。

前者についても断たずとも少しずつ量を減らしていくという方法もありますが、完全に断った場合よりもやはり時間がかかります。

しかし完全に断った場合とは違い離脱症状が極めて低くなります。離脱症状とはカフェインを断つことにより数日中、中毒症状に悩まさせれる事です、しかし数日耐え抜くと離脱症状は出なくなります。

カフェインを完全に断つ方がやはり離脱症状は強く出てしまい、3日4日あたりはピークとなります。逆に徐々に減らしていく場合は離脱症状がでなかったり緩やかな症状となり、心への負担が少ないと言えるでしょう。

 

まとめ

というわけで今回はカフェインと手の震えの関係についてお話させてもらいました。カフェインの摂り過ぎ、いわゆるカフェイン中毒が主な原因となる様です。摂取量については死に至る事もあるというカフェインはとても恐ろしいですね。

しかしながら上手にカフェインと付き合っていけば、より良い効果が得られる事も実証されております。

何も考えずにガバガバ飲むのではなく例えば1日3杯、ご飯を食べた後にのみ食後のコーヒータイムを楽しむなど自身にあった楽しみ方でうまく付き合って頂ければと思います。

ちなみに私の場合はご飯の後にコーヒーやお菓子の時間や寝る前などに紅茶を摂るなどその日の状況によって摂る場面を変えております。

お菓子を食べるときと寝る前はリラックスもしたい為に紅茶のテアニンとカフェインの効果を取り入れてホッとブレイクタイム。ご飯後は内臓器官を活発にさせて消化を速めるためにカフェインを摂っております。

今回は少々カフェインの良くない側面をお話しているのでカフェインは怖いのではないか、カフェインは良くないものだと思い込んでしまうかもしれませんが、決してそんな事はありません。どんなモノにおいても食べ過ぎ飲み過ぎ摂り過ぎ、過ぎる事に良い事はないですよね?

カフェインもそれと同様であり、摂り過ぎた場合は良くないですよという警告みたいなお話をさせて頂いたのです。

カフェインが大好きな同志達に是非知ってもらい、長く楽しくカフェインと付き合っていけるお手伝いをさえてもらえればと思いこの様なお話をさせてもらってます。もし手の震えや身体の震え、その他症状を感じた場合は早めにお医者様へ相談しましょう。

カフェインを美味しく味わう為に身体のケアも大事という事ですね。それでは皆さん本日も楽しく美味しいカフェインライフを楽しみましょう。