コーヒーを少し飲むだけでニキビが出来るなんて事はありません。しかし色々な事が重なる事によりその原因の一つともなりうるという事を今日は覚えていって頂ければと思います。
ではニキビを促進していると言われる原因について、まずは見ていってみましょう。
まずは寝不足が原因によりニキビが出来るという事についてです。仕事や環境など色々な事が重なる事もありますが、人によっては原因の一つとして挙げられているのがカフェインにより睡眠障害に陥る事です。
カフェインは覚醒効果という中枢神経を活発にする作用があります。基本的にこちらは良い働きと言ってよいものではありますが、中枢神経が活発になると身体が起きてしまう為に眠りが浅くなったりします。
カフェインは身体に残りやすく毎日多く飲み続けると蓄積され、眠りが浅くなる事から睡眠障害や不眠症へと陥っていきます。その為健康を害しニキビが出来ると言われております。
次にカフェインの利尿作用が原因でニキビが出来るといわれております。何故利尿作用とニキビが関係あるのか。それは必要な成分まで流してしまうからです。ニキビが出来たらビタミンを多く摂りなさい?と言われたことはありませんか。
ビタミンそしてミネラルはニキビに効果的な成分と言えるのですが、利尿時にそれらが流れてしまうという事なんです。
逆に流れ出てしまう事によりビタミンやミネラルが不足しニキビが発生すると言われております。しかしここまで説明させて頂きましたが、これは一般的に言われている事ではありますが現在カフェインの利尿作用というのはあまり支持されておりません。
利尿作用の証明がない為です。現在利尿作用は無いと言っても過言ではないですし、多少お手洗いにいった所で問題はありません。
カフェインは刺激物である為に胃酸は通常より多く出てきます。それにより胃や消化器官など内臓が荒れます。内臓の影響というのは肌に濃く出ます。これがニキビの原因とも言われます。そして最後に自律神経となります。
自律神経についてはお肌を気にしている人は良く聞いた事のあるお話ではないでしょうか。先程の覚醒効果がこちらでも話題にあがります。自律神経とは主に「交感神経」「副交感神経」と分類されます。交感神経はやる気に満ち溢れている時です。
朝や昼にやるぞー!と燃え盛っている状態ですね。副交感神経は夜になってお疲れモードとなり、睡眠にへと準備段階に入るいわばリラックスモードですね。
さてここまでお話すると見えてくるのではないでしょうか。覚醒効果はいわばこのリラックスモードを無理やり起きて!起きて!といい、やるぞー!モードに強制的にすることです。お仕事の最中の眠気をカフェインではねのけようとしますよね?そういう事です。
肌荒れに関して
ニキビと肌荒れはどちらも肌に関する事なので基本的には近しいと考えて頂ければ良いと思います。カフェインは美肌効果があると言われますが微々たるものであり、コラーゲンなどに比べると見劣りするといってよいでしょう。
しかしカフェインには様々な恩恵がある為、その中の一つと考えると、美肌にも効果がある。嬉しい事ではないでしょうか。
また何よりもカフェインの摂り過ぎという事に関してはニキビ・肌荒れ共通して悪い作用が働きます。ちなみにカフェインではありませんが、コーヒーや紅茶などに入れる砂糖やミルクを多く摂る事もニキビ・肌荒れにとって良い方向にはなりません。
カフェイン・砂糖は皮脂をを分泌させる為肌があれやすいのですが、カフェインと一口に言っても紅茶は別となります。紅茶はカフェインが少なく身体を温め結構を良くし、さらにリラックス効果もあるためにオススメとなっております。
ここまでのお話とは裏腹に
基本的にここまでお肌に関して良くない方向へ促進しているというお話をさせて頂きましたが、例えばコーヒー。こちらはコーヒーポリフェノールと呼ばれる物質がニキビ跡やシミに良いとされております。
先程の紅茶といい実はカフェインは悪いやつではないのではないか、そう思いますよね。
基本的に上記は過度にカフェインを摂り続けるとなると思って頂けば結構です。
コーヒーポリフェノールにしても紅茶にしても、効果でいうのであれば違う食品や飲料の方がお肌に関しては良い結果が期待できると思いますが、身体を害さない程度の適量であればむしろ良い方向へ導いてくれるのです。
まとめ
今回はカフェインとニキビや肌荒れといったお肌に関する事をお話させて頂きました。結論でいうと実は悪い効果にみえて良い効果を与えてくれる。しかし摂取しすぎるとやっぱり良くない効果なんですよ、という事ですね。
今や女性だけではなく男性もお化粧やスキンケアをしている時代。お肌を大事にしている人は非常に多いでしょう。些細な事ではありますが今やカフェインをヨーロッパ並みに摂取している日本人にとっては些細とは言えないかもしれないですね。
またこちらも決して多く入っているわけではありませんがお肌に一役買う効果を持っているものは他にも含まれています。例えばさっきのコーヒーポリフェノール。シミなどの除去だけではなくお肌の老化を防いでくれます。
そしてナイアシン。ビタミンが排出させるというお話もしましたがやはりそんなことはないと感じる一面ですね。ナイアシンはビタミンB群です。皮膚や粘膜などの維持に役立ちます・そしてコーヒーオリゴ糖なんてのもありこちらは整腸効果を促します。
この様に決して大きな効果という訳ではありませんが、お肌に良い効果が沢山含まれています。お肌に悪いという言葉に踊らされずに自由にカフェインライフを楽しんで頂ければと思います。清く正しく美しくビバカフェインライフ!!!!!