鬱という字を使うだけで心が落ち込みそうな言葉であり漢字ですね。そんな鬱ですが良くカフェインはうつ病予防に!カフェインはうつ病になる!なんていう正反対の触れ込みが多く見られます。
今回はこのカフェインが鬱にどのような影響を及ぼしているのか、そんなお話をさせて頂こうと思います。
まず一つ皆さんが良く勘違いされている事がある為、頭に入れて欲しい事があります。
良くカフェインの効果が良い悪いと言いますがカフェイン飲料として有名なコーヒー、こちらはカフェイン以外の成分も沢山含んでいるためにカフェインがダメ=コーヒーがダメにはならないという事だけ覚えておいて下さい。
そのうえでカフェインは通常うつ病に対して良い効果を得られます。個人差によりますがコーヒーを3杯~4杯飲む人は飲まない人に比べて10%~25%低くなっております。こちらは既に実証されております。
カフェインが好きな人はその飲料を摂る事、またその摂る行為に楽しみを見出している人はストレス発散になります。うつ病は主にストレスによりなる方が多くいます為、むしろ愛好家も多いカフェイン飲料は推奨できるレベルであると言えます。
しかしこちらはあくまで通常という事になります。例えば1日の摂取量が毎日5杯以上飲んでいる、いわゆる飲み過ぎですね。
また普段の生活にストレスを感じ溜まる事が多い方などこちらの方に関しては身体に良いとは非常に言いにくく、むしろ悪い影響を与えると言っても過言ではありません。
基本的にカフェインは劇薬となっている為に身体に対する刺激が強いです。その為カフェインを摂りすぎると身体への刺激が強く悪い影響へと転換していきます。またカフェインの成分は交感神経を刺激する為興奮状態になります。
皆さんも経験があると思いますが経験していると普段より感情の起伏が大きくなりますよね。怒りやすくなったり、笑顔になったり感情表現が豊かへとなります。その為いわば落ち込みやすくもなります。
これにより興奮状態のイライラやそれによる不眠症、感情が大きくなる事により唐突に襲われる不安や焦燥感、これがカフェインの悪い影響といえるでしょう。このあたりまでくると軽うつ状態になっているとも言えます。
うつ病にならない程度の量は
うつ病自体がそもそも解明されていないのが現状です。その為にどれだけ飲んで大丈夫か、そもそも何が原因で鬱になるのかなど正直分かっていないところが多くあります。
個人差はありますが基本的にカフェインの摂取は例えばコーヒー、1日に3,4杯あたりがベストと言われております。5杯以上飲むとカフェイン中毒へとかかりやすくなり、うつ病への進行も早くなると言えます。
解明されていないなかで有力と言われているのがストレス性による鬱となります。人それぞれによりストレスへの耐性が違います。同じものを聞き、同じものを見て感じてもストレスの強弱は人それぞれなのです。
そしてストレスは一定の水準を超えると鬱になるというのが、現在推されています。故に我慢をしてストレスを溜めるのではなく、ストレスを溜めない様に時間配分をしたりどの様なときに摂る様にするかなどを考える必要があります。
ちなみに鬱にはもう一つ理由があるとされています。それはセロトニンの減少です。セロトニンは精神を安定するのに一役買う物質ですので幸せホルモン、幸福ホルモンなんて優しい呼ばれ方をしたりしています。
そしてこのセロトニンをカフェインが減少されてるが故に、うつ病になるのではないかとされています。
実際にセロトニンの減少によりうつ病になると言われています。セロトニンを減少させるというよりはビタミンBなどを体外に放出するがゆえにセロトニンを増やす物質を無くしていると言われております。しかしこちらは言われているだけで確証は未だありません。
まとめ
上記でお話している通りに実はあやふやな事が沢山あります。勿論良い効果悪い効果があるのは人々が実体験している様に事実です。
しかしどれだけの量を飲めば、悪い効果になる本当の原因は何か。良い所もどの量に対してどれだけのパフォーマンスがあるのかなど、大まかに身体に良いのは確か、飲み過ぎで悪いのは確かであるものの結局底が浅い感じがしますね。
社会にルールがある様にカフェインにも適量を守る必要があります。しかしそれだけです。極端に我慢をしようとしたり、適量なんて気にしないよ!なんて顧みずに飲み続けたりをしない限りはカフェインは幸せな一日を運んでくれると私は思っております。
今一番わかっているのがカフェイン飲料の量であるならばそれに焦点をあてて考えていければ良いと思います。カフェインを摂らないとストレスが溜まる、その通りだと思います。カフェインが好きな方にとっては苦痛でしかないでしょう。
お肉が好きな人が食べれない様に、野球好きな方が野球が全国ネット放送されない為に歯がゆい思いをしている様に何もしない事程辛い事はありません。
カフェインがどうしても気になる方にはカフェインレス飲料といい、カフェインが従来よりもかなり下回っているカフェイン飲料やノンカフェイン飲料というカフェインを含んでいないお茶やコーヒーなどの商品もあります。
ただ無作為に我慢するよりも色々な手段や方法があります。好きなものをあきらめず模索していってもらいたいと思います。
そういえばですね、まとめとしてはスゴく長くなっていますが最後に一つだけ。皆さんはコーヒーにお砂糖を入れている方も多いと思います。美味しいですよね。
風味が損なわれると憤慨する方もいるでしょうが落ち着きたいときにはブラックの良い香りを・・というだけではなく、お砂糖とミルクで甘いひと時を演出するのも立派なコーヒー党だと私は思っています。
ですが砂糖も摂り過ぎにはご注意下さい。缶コーヒーやペットボトルコーヒーなどもそうですが砂糖を大量に含んでいます。うつ病のお話をさせて頂きましたが、糖尿病だけではなくうつ病にも砂糖の摂り過ぎというのは注意しなければいけないのです。
さて長いまとめをお聞き頂きありがとうございました。結論をいうと程々に飲めば大丈夫です!信じてください!という事ですね。適量を束縛と感じる人もいるかもしれません。
もしよければこれを機に色々と自身が満足できるものを模索して頂ければさらに楽しいカフェインライフが待っているかもしれませんよ?それでは良いカフェインライフを。