危険だからやめることも必要?カフェイン断ちのやり方と効果!

良くカフェインを摂る事によって起こる良い効果、カフェインの過剰摂取によって起こる悪い効果が取り質されております。カフェインにも一長一短があり皆さんも気になる所だと思います。

今回はその二つのカフェインを飲んだ時の効果ではなく、カフェインを摂らなくなった時の効果をお話していっちゃいます。カフェインを普段摂っていない方ではなく、普段多くのカフェインを摂っている方が摂らなくなった時のお話です。

カフェイン中毒の恐ろしさ

さてカフェインを摂らなくなった時のお話をする為にはまず、カフェインを普段摂っている為起こる事についてもお話しておきましょう。カフェインを摂る事において良い効果の一つ目は眠気覚ましです。

社会人の方はコーヒーが苦手ではない限り、一度は眠気覚ましに活用した事があるのではないのでしょうか。

これはカフェインにより覚醒効果が発揮されるからですね。この効果により中枢神経が活発化し、記憶力の向上における学習能力のアップに繋がります。

二つ目は運動におけるパフォーマンスの向上です。これは鎮痛効果により疲れたという気持ちを錯覚させる為、長時間のパフォーマンスの向上へと繋がります。また疑似運動効果により血流を良くし、脂肪の燃焼へと効果が繋がります。

疲労回復にもカフェインは一役買います。運動後はグリコーゲンが減少します。これが回復しないと次の日に昨日の疲れが・・・となる訳です。基本的にグリコーゲンを回復させる為には糖質やタンパク質を摂ります。

その後カフェインを摂る事により筋グリコーゲンの再合成速度を速める効果があり、それにより疲労回復へと繋がります。また筋肉痛の軽減にも同様の効果により一役買います。

他にも沈静効果や病気の抑制にも役立ちます。医薬品に違わぬ効果を発揮する訳ですね。勿論良い所だけではなくカフェインの過剰摂取により良くない効果も出てきます。

覚醒効果がカフェインの摂取しすぎにより睡眠障害へと発展します。初期である場合は眠りが浅くなったりするだけで済みますが、症状がひどくなると不安や焦燥感から不眠症やパニック障害になったりさらにひどくなると精神錯乱状態に陥る場合もあります。

また心拍数の増加や不整脈、心筋収縮の促進や嘔吐に頭痛などの身体的な方にも影響を及ぼします。重度になると足を攣ったり歩行困難になる可能性もあります。このようにカフェインの摂取をしすぎでカフェイン中毒になると多岐にわたる症状に悩まされます。

 

カフェインを断つ為には

カフェインを断とうとしても簡単な事ではありません。カフェインは強い中毒症状がある為依存してしまっているからです。カフェインを一定時間飲まないでいるだけで身体がカフェインを欲しがってしまいます。

またそういった禁断症状のみならず頭痛や嘔吐など慢性的な中毒の初期症状も発生します。こちらを離脱症状といいますが、この離脱症状自体は数日カフェインを摂らずにいると症状は消えていきます。

ただこの様な状況下でさらに集中力の低下なども招く為断ち切るのは容易ではないでしょう。いきなり断つのは難しいと思われます。可能な方はそれでも良いと思いますが強いストレスを感じる為に断ち切れなかった時の反動はかなり大きくなる場合もあります。

いきなり断つのが難しい場合は少しずつ日を重ねるごとに少なくしていきましょう。そうすればストレスも少なく時間はかかりますが、確実にカフェイン断ちをする事ができます。

その際、コーヒーや紅茶が好きで我慢できないという方はカフェインレスやノンカフェイン飲料を飲むと良いでしょう。カフェインレスはカフェインが通常よりもはるかに少なくなり、ノンカフェインはカフェインを一切含んでおりません。

ひと手間加えている為多少風味が落ちている場合もありますが、カフェインを気にする事無く美味しく頂けます。

 

カフェイン断ちすると

この様にカフェイン断ちを行っていくと様々な効果を得られます。カフェインにより低下していた集中力は本来の姿へ戻ります。

また睡眠障害やこの二つによって引き起こされる倦怠感も消えていきます。その為この様な慢性的な症状にイライラする事もなくなり気持ちに余裕を持って日常生活を送れるため、鬱にも悩まされなくなります。

血行に関しても改善される為、肩こりなどを感じていた人もこれにより改善される場合があります。過度な興奮や緊張もなくなる為それによって引き起こされる下痢などの二次作用の心配もいらなくなります。

胃に蔓延るカフェインはカフェイン断ちにより徐々に分解されていくので、カフェインによる胃痛などの心配もいらなくなります。

カフェイン断ちが完全に出来れば適度にカフェインを摂ると、またカフェインの良い効果を得られる様になります。ただしカフェインをしっかり抜き取った後になるので刺激を感じやすくなる為最初はキツく感じるかもしれません。

ある程度の日数を重ねると身体に影響なくカフェイン断ちができますが、最初の1週間~2週間は先程申し上げた様に離脱症状が発生します。3,4日目が特に厳しい様で1日目より頭痛がどんどん激しさを増したりする可能性もあります。

頭痛薬にもカフェイン入りと無しがありますので、気になる方は調べて常備しておくと良いかもしれませんね。

 

まとめ

カフェイン断ちをする事により身体の調子が良くなるのは正常に戻ったからとお考え下さい。カフェインによって身体が毒されていたのではなく、カフェインの摂り過ぎによって身体が毒されていたのです。それを抜く事によって正常な働きをします。

カフェイン以外でも糖分や塩分の摂り過ぎでも同じく支障を来しますが、適度に摂ると身体に良いというのは変わりませんね。

また病院でカフェインの胃洗浄をしてくれますので、ある程度離脱症状が無くなったら医師に相談し胃洗浄を受けるのも良いかもしれません。

しかし無意識に身体のルーチンが出来上がっているため、カフェイン断ちの生活はしっかり慣れるまで続けるとより効果的かと思われます。カフェイン断ち中は特に飲み物を欲しいと感じてしまうので、お水を常備しておくとより良いと思われます。

お水に関しても乾いたらからガブ飲みをするなんていうことはせず、定期的にコップ1杯を摂るようにしてください。

摂り過ぎは良くないというのはどの様な物でも共通ですね。そして何かを始めるのも何かを断ち切るのもとても大変でプレッシャーがかかることと思います。どんな事においても自身の心と向き合う事が成すべき事の一歩かもしれませんね。

それでは今回はこれにて、良いカフェインライフを。