気持ち悪い原因だった?!カフェインは胸焼けや吐き気を引き起こすことも?

コーヒー・紅茶・エナジードリンクに日本茶。美味しいですよね。分かります、私も良く飲みます。しかしその手にしているの何杯目ですか?美味しいからいくらでもいけちゃう!飲めば飲むだけ効果がある!・・・残念ながらそんな事はありません。

ご飯食べ過ぎたらお腹壊しますよね。ガムを食べ過ぎたらお腹が緩くなりますよね?カフェインだって一緒です。お腹がチャプチャプになるのもそうですが、体調面や身体の機能面においても重大な障害を引き起こしてしまいます。

カフェインは医薬品に指定されており、さらに劇薬となっております。それにより身体に与える影響も多い事で知られています。これは良い影響を与えるという意味と悪い影響を与える意味二つを兼ね備えています。

一定量を守って摂取していると良い影響を与えてくれます。しかし飲み過ぎると身体が悲鳴をあげ悪影響を与える毒薬にも変化するのです。それではどの様な症状を引き起こすのでしょうか。

カフェインにおける慢性中毒・急性中毒

飲み過ぎによって引き起こされる症状を総じてカフェイン中毒と言われております。しかしカフェイン中毒という名前はありません。

分かりやすくお伝えする為にこの様な言葉が良く使われております。カフェイン中毒にも連日において継続的に発症しているものを慢性中毒といい、飲み過ぎによりその時に突然発症するものを急性中毒といいます。

どちらも身体への負担は大きいですが、急性中毒の場合は身体への負荷が一気にかかる為に重い症状により病院へ運ばれたりする事も多々あります。

それではそれぞれを軽く説明していきましょう。まずは急性中毒についてですが名前の通り急に発症する中毒です。

簡単で分かりやすいもので説明するとコーヒーを5杯6杯とガブガブガブガブ飲んでいると気持ち悪くなって吐き気がしたり嘔吐をしてしまったり、そういったその場で起こるものを急性中毒といいます。

今説明しました症状についてはどちらかというと軽度の症状であり、重たいものになると意識を失って倒れたり幻覚をみたりパニックを起こしたりするという見過ごせない重大な症状を引き起こす事が多々あります。

中毒はどちらかというと慢性の方が多く引き起こされますが、急性カフェイン中毒になる方も沢山います。決して他人事で済みませんので美味しいからガブガブ飲み続ける行為はしない様にしましょう。

次に慢性中毒についてです。慢性中毒になっている人はカフェインを摂取する方はかなりの人数がなっていると言われています。

日本はストレス社会と言われており仕事中に目を覚ます為、心を落ち着ける為のブレイクタイムとして、タバコの一服の時など様々な場面でカフェインを手にします。

缶コーヒーは約200mgほどのカフェインが含まれていると言われますから、それを2・3本飲むだけでカフェイン中毒になりやすいカフェイン量を摂っている事になります。

社会人の方はコーヒー飲まれる方が多いですよね?ですので決してカフェインを摂取する方はかなりの人数が慢性中毒になっている。これは言い過ぎという訳ではないのです。

さて少々お話が逸れましたが慢性中毒には色々な症状があります。

コーヒーを飲むと眠れなくなるとして有名な睡眠障害、不安による焦燥感、多弁、カフェインを摂りすぎて身体に残ったカフェインを排除しようとして胃が荒れる事により起きる胃痛や嘔吐、不整脈など様々な症状があります。

これらは比較的初期症状と言える部類でしょう。睡眠障害といっても様々な分類に分かれます。少々眠りが浅くなっているというものから寝つきが悪くなった、眠たくて寝ようとしても寝れない不眠症など人によりバラツキが存在します。不眠症は重度といえるでしょう。

不安における焦燥感もそうです。これらが初期症状となり重度になるにつれて重い病気へと発展します。不安によって鬱になるうつ病。さらにパニック障害に陥る事もあります。さらに発展して精神が錯乱してしまうなんて方もいらっしゃいます。

その他の症状についても同じことが言えるでしょう。症状が重くなればなる程身体にかかる負担も大きくさらに日常生活に支障をきたすレベルの病気へと発展します。

中毒は決して内面部分だけのものではありません。中毒がひどいと足を伸ばしている訳でもないのに唐突に足を攣ったり、さらにひどくなると歩行困難にまで発展する事もあります。

これらは全て身体自体がアレルギーの様にカフェインが合わないか、カフェインの摂取しすぎにより引き起こされます。カフェイン自体が身体を受け付けない場合は病院などのカフェインのアレルギーを調べる事ができます。

しかし大半の方はカフェインの摂取がしすぎて中毒症状を起こしているのが現在の日本の現状といえるでしょう。またカフェインの中毒症状には特効薬はありません。しかし不治の病という訳でもありません。実はこの中毒症状放っておけば治ります。

少々雑な言い方になってしまいましたがカフェインがモトで発症していますのでカフェインが身体の内部からなくなると、中毒症状も止まるのです。その為には病院で胃を洗浄したりカフェインの摂取量を抑えたり摂取しないという方法もあります。

普段から飲み続けていた方は身体に記憶されているルーチンというものがありますので病院で胃洗浄などをしてもつい咄嗟に飲もうとしてしまう為に、1日1日しっかり摂取する量を調節しましょう。

これによりカフェインが身体の内部より無くなると元々の健康な状態へ回復します。

しかしカフェインを身体の中から抜き取る為にカフェインの量を抑えたり摂取しない期間、離脱症状が起こります。離脱症状とは大雑把に説明さえて頂くと慢性中毒の初期症状が起こると考えて下さい。

吐き気や嘔吐に頭痛や胃痛などカフェインを摂っていないが故に身体が欲し、発症します。こちらの離脱症状は数日で治まりますので離脱症状が発症したら我慢してください。

離脱症状が我慢できないという方はカフェインの量を少しずつ少しずつ数日ごとに減らしていき、身体へかかる負荷を減らしていくと離脱症状は起こりにくいもしくは軽度な離脱症状で済むといえるでしょう。

 

まとめ

今回はカフェインによって身体の体調がすぐれない気持ち悪くなる原因についてお話させて頂きました。いかがでしたでしょうか、思い当たる節はありましたか?

缶コーヒーは甘くて美味しいですが沢山のカフェインが含まれているんですよね。どうしても手軽に飲みたい!という方は水筒に作ったコーヒーを淹れて持っていくのも良いかもしれませんね。

それでは良いカフェインライフを。